20%還元の今昔語

 2年前ぐらいだったか、ありとあらゆるクレジット、QRコード決済、電子マネーなどで利用額の20%還元するよ、というキャンペーンが開催されていた。5万円使ったら1万円戻ってくるのである。当時は店舗の限定なども無く還元額も高めに設定されていた。もちろん様々なサービスを生活で使った。思い出深いのはラインペイをドコモショップで端末代の残債一括払いで使ってみたところ見事後日20%還元されたことだ。

そんなキャンペーンを機にみんながそんな工夫をし始めた。3億円還元など大幅な予算を作っても数週間も持たず予算を使い切ってしまい、キャンペーンの早期終了が多くなった。企業も工夫した。キャンペーンの対象店舗を限定する事と上限額を500円、1000円など低く設定する事。非常に効果的だった。そうして私の20%還元の熱は冷めた。

それでは今までのキャンペーンの伝え方を変えただけじゃないか、指定飲食店で5000円お買い物したら1000ポイント還元します、の言い方を変えると20%還元である。必要な出費をお得にできますと、必要のない出費をお得にできます、ではまるで違うよね、というわけだ。

しかし、それでもそういったキャペーン情報をチェックして、気に入ったキャンペーン、生活圏で利用できるキャンペーンを利用するのは楽しい。少しの工夫と少しの労力で、少しの豊かが得られるのである。

全く関係ないが、カスミの10%オフクーポンと土日限定チーパス提示で5%オフは併用出来た。1年以上気がつかなかった事による損失と、気がついた事による今後の利益。人も生活もキャンペーンも、失敗と成功を繰り返しながら少しずつ成長していくのである。

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